サステナビリティ

働きがいのある職場

ダイバーシティに関
する方針

ダイバーシティに関する方針

FJPグループでは、グループの全従業員を対象とした「FPTジャパングループ ビジネス行動規範」に、以下原則を定め、従業員がとるべき行動を明示しています。
  • 多様性の尊重国や地域の文化・慣習、歴史、価値観、個性、多 様性 を尊重し、関係者に配慮して行動します

Diversity & Inclusion 委員会 組織体制



japanese woman


女性活躍の推進


FJPグループは性別を問わず、すべての従業員が働きやすく活躍できる職場環境を目指し、ダイバーシティ活動を推進しています。女性従業員の積極的な採用、入社後のキャリアアップに関する制度の整備など、女性がいきいきと仕事ができる取り組みを実施しており、2022年12月末現在、グループの女性従業員比率は32%、女性管理職比率(部長職以上)については29%でした。引き続き、2025年度までの目標値を目指した取り組みを続けてまいります。




従業員の状況(2022年12月末現在)

2021年度 人数(名) 2021年度 比率(%) 2022年度 人数(名)   2022年度 比率(%) 2025年度目標
従業員数 男性           1,033 69%  1,278  68% 女性従業員比率
40%以上
女性 471 31%  601  32%
合計 1,504  1,879
管理職数 男性 71 76%  68  71% 女性管理職比率
30%以上
女性 23 24%  28  29%
合計 94  96

外国籍従業員の雇用促進

FJPグループの従業員は84%が外国籍です。海外から日本に赴任している従業員が大半を占めることから、赴任に際しては、スムーズに日本の生活に馴染み、業務に専念できるように外国籍従業員向けの生活相談窓口や社会保険関連の相談窓口を設置しています。

ダイバーシティの意識浸透


多様性のある環境において、慣習や文化の違いを理解し、お互いに認め合う意識の醸成が重要であるという認識のもと、ダイバーシティや異文化を学び、多様な人材が活躍できる職場づくりにつなげることを目的とした研修を行っています。




研修の実施状況(2023年度)

研修名 対象者 参加者数(名) 参加率
DEI Training for MNG 管理職 60 63%




シニア雇用の推進

高い技術力と経験のある従業員が、定年退職後もその能力を発揮できるよう再雇用制度を設けています。一定の要件を満たす場合に適用され、65歳まで働くことができます。

研修名 60歳以上シニア雇用人数(名)
FJPグループ全体 11

障がい者雇用に向けた取り組み

FJPグループは、障がいの有無を問わず、すべての従業員が気持ちよく働くことができるような環境整備を行い、障がい者の雇用を推進しています。

障がいのある社員の勤務先としてはオフィス内の他、野菜やハーブを育てる屋内農園を運用しています。

農園では2023年11月現在、9名の障がい者が勤務しており、収穫物は社内にて配布を行い、好評を得ています。 

ワークライフバラ
ンス

ワークライフバランス

FJPグループは、従業員の生活の充実が仕事の生産性の向上につな
がると考えています。事業の更なる発展と個人の充実した生活の両立を実
現するために柔軟な働き方を従業員が選択できる制度や各種取り組み
を設けています。

FPTジャパンの働き方改革の取り組み

項目
主な内容
業務プロセス見直し

・バックオフィスの管理業務改革
⇒自社開発の各業務用ITツールを、現場からのヒアリングを重ね効率化に向けて改善
・人材の適材適所配置のために専門部署を置き、リソース最適化に対応
・ハンコレス・ペーパーレス推進による業務改革

職場マネジメント・コミュニケーション強化

・1on1の定期的実施(新入社員・既存社員)
・コンプライアンス徹底に向けた勤怠管理システム改善
・効果的な組織運営のスキルを学ぶマネジメント研修

働く環境整備、セキュリティ対策

・社外から安全に社内ネットワークにアクセスできる環境の整備
・会議のオンライン化
・オフィス内にフリーアドレス席拡充・予約システム設置

社内全域隔たりのない情報共有

・イントラネットサイトによる発信・ドキュメント類の常時共有
・四半期ごとのCEOを中心とする経営層とのオープントークイベントを全国各事業所で順次実施
・サーベイ等を通じた意識調査と結果の共有

働き方改革

時間外労働削減

    FJPグループは、従業員のワークライフバランスおよび健康の確保、事業の生産性向上のために時間外労働の削減に取り組んでいます。36協定の遵守状況を毎月確認するとともに、原則月45時間を超える時間外労働を禁止しています。やむなく時間外労働が発生する場合でも事前申請・上長承認制度を強化することで、業務の効率性向上の意識づけや時間外労働の抑制につなげています。FJPグループの2022年度の一人当たりの平均時間外労働時間は、13時間でした。今後はさらに業務量の調整、人員の調整、作業の効率化、多能工化を推進し、時間外労働を抑制していきます。

有給休暇取得の促進

    年次有給休暇については2ヶ月ごとに1日以上の取得を原則とするほか、会社で有給休暇取得奨励日を設定するなど、有給休暇取得の促進に努めています。 FJPグループの2022年度の有給休暇取得率は、68.9%でした。

時間外労働削減

有給休暇取得の促進

両立支援制度

FJPグループは、出産、育児、介護を含む男女共に関係するライフイベントに対して、従業員が仕事との両立を実現し、能力を十分に発揮できるよう育児・介護休暇制度を設けています。取得推奨の周知活動等の効果によって、利用者は前年度よりも増加傾向となっています。


育児休暇・介護休暇の利用実績
年度 2020 2021  2022
育児休業取得者 男性(名) 25 32  50
女性 (名) 38 59  71
 育児休業取得率 男性(%)  -  -  68%
女性(%)  -    100%
 育児休業復職率 男性(%)  -  -  100%
女性(%)  -  -  98%
介護休暇/休業取得者 男性 (名) 0 0  0
女性 (名) 0 0  0




福利厚生制度 補助金制度(家族扶養手当、帰省旅費手当等など)

FJPグループは、従業員に安心して働いてもらえるよう従業員およびその家族に向けた福利厚生制度を充実させています。
また、2023年4月より新たに、退職金制度をスタートさせました。


福利厚生制度
家族扶養手当 配偶者への手当 従業員の配偶者に対して月に定額の手当を支給
18歳未満以下の子どもへの手当 18歳未満の子ども一1人につき月に定額の手当を支給
帰省旅費手当 外国籍の従業員が多く在籍していることから年に定額の手当を支給
 退職金制度   2023年4月より制度運用開始

人材育成

グローバルに事業を展開するFJPグループは、従業員が能力を発揮し働きがいを感じて仕事ができるよう、職種、職位別の研修プログラムを実施して能力開発に取り組み、キャリアアップを支援しています。

キャリアアップを支援する研修

2020年から営業職を対象に、職位ごとに必要とされるスキルを習得できるキャリアパス研修を実施しています。ビジネススキル、技術スキル、マネジメントスキルに加えて、世界で活躍できる人材育成を目的に、日本語・英語を使ったビジネスコミュニケーション研修も取り入れています。また、更なるレベルアップを目指す従業員を対象にした研修プログラムも用意しています。


職位別営業キャリアパス研修

トレーニング名

トレーニング概要

対象となる職位(必須、推奨者
両方含む)※
Day1トレーニング

新入社員オリエンテーション研修

AMA, AM1, AM2, AM3, MNG, Expert

ISMSトレーニング

情報セキュリティトレーニング

AMA, AM1, AM2, AM3, MNG, Expert

Day2トレーニング(営業)

FJPグループ方針、営業におけるプロセスとツールに関するトレーニング

AMA

ITキャリアのためのIT基礎トレーニン

ITソリューション営業に関する基本知識およびIT技術に関するトレーニング

AMA, AM1

営業プロセストレーニング(入門)

姿勢、思考、プロセス、技能、知識等に関する営業の基本技能習得のトレーニング

AMA, AM1

営業プロセスの実務トレーニング

営業の提案プロセスから学ぶ、お客様視点からの問題解決意識および提案スキルに関するトレーニング

AMA, AM1, AM2

提案書作成の基礎トレーニング
提案書の書き方講座応用編
AMA, AM1
会計計画策定トレーニング
長期成長のための会計管理及び会計戦略の策定に関するトレーニング
AMA, AM1, AM2
F P Tサービス/ソリューショントレーニング
FPT/FJPのサービスソリューションに関するトレーニング
AMA, AM1, AM2, AM3
一般的なドメイン知識トレーニング
お客様の要望を正しく理解し、適切なソリューションを提供するための、営業における基礎知識および業界知識に関するトレーニング
AMA, AM1, AM2, AM3
プロジェクトマネジメント基礎

プロジェクトマネジメント及びチームリーダーシップに関するトレーニング(以下概要):
  • プロジェクト周期の理解
  • プロジェクトの進捗管理
  • プロジェクトの進捗報告
  • 高いパフォーマンスを発揮するチーム作り


AAM3, MNG

マネジメント基礎スキルトレーニング(一般コース)
マネージャーに要求される特徴と性質、システム思考および思考方法、起業家思考とマネジメントセンス、企業の目的を効果的に達成に関するトレーニング
AAM3, MNG

ネゴシエーションスキルトレーニング(営業)
知見の共有:失敗の回避に関する方法、ケーススタディに関するトレーニング
AM1, AM2, AM3
言語:日本語(N1/BJT_J1)
外国語でのコミュニケーション力
AMA
言語:ビジネスコミュニケーション(日本語)
外国語でのコミュニケーション力
AMA, AM1
言語:ビジネスコミュニケーション(英語)
外国語でのコミュニケーション力
AM1, AM2, AM3, MNG, Expert

 

* 対象となるポジションの定義については、以下の通り:

  • AMA: Account Manager Assistant
  • AM1: Account Executive
  • AM2: Account Manager
  • AM3: Senior Account Manager
  • MNG: Division Manager
  • Expert: Sale Head/ Vice President of Sale

新入社員のメンタル面をサポートするメンター、メンティー制度

新入社員を早く会社に馴染ませ定着を促進する目的で、年齢や社歴の近い従業員が仕事や人間関係の悩み相談に乗るメンター、メンティ制度を導入しています。同制度は、相談役のメンターにとっても自分自身の成長を実感し、今後のキャリア形成を考える機会となっています。メンター向けトレーニングも行い、質の高いサポートができる取り組みを行っています。

従業員の教育に対する投資

FJPグループでは、従業員のキャリアップを支援する教育投資を積極的に行っています。2022年度は、計301種の研修プランを用意し、約4,500万円 を従業員の教育に投じました。今後も従業員のレベルアップを目的に積極的に従業員の教育に対する投資を行っていきます。