ハノイで12月8日、「ASEAN Bloomberg Business Summit 2016」が開かれ、FPTコーポレーション会長チュオン・ザー・ビンは、同グループが今年、日本と米国の合計2社からそれぞれ5000万USドルのM&Aの合意を得る見込みであることを明らかにしました。さらに、FPTは要改善分野でより多くの専門知識が必要だとの見解を述べました。

成功すれば、通常の成長(年間約30%)とM&Aを合わせて、2020年に全世界での売上が10億USドルに達する大きな一歩となります。今年年初10ヶ月でFPTの全世界での売上は約2億300万 USドルに達しました。ビン会長は、「世界中のM&A のチャンスを探っています。広く深く市場に参入することを目標にしています」と述べました。

FPTは先進国市場を通じて売上成長を促進するために、海外への事業展開を拡大しています。2014年6月にはRWEグループ(ドイツ)傘下のRWE ITスロバキアを買収しました。RWE ITスロバキアは、7月1日より正式にFPTスロバキアと改名し、グローバル化に向けて前進しました。

FPTの拠点は現在19ヶ国、外国人スタッフは約1,200名に上ります。海外のパートナーは約400社で、そのうち50社は「フォーブス500」(売上高、利益、資産、時価総額及び人事の面でトップ500の米国企業のリスト)にランクインしています。