FPTソフトウェアは、このほど、ドイツエネルギー会社RWEの子会社であるInnogy SE社と1億ドルの契約を締結しました。今回の新契約により、2018年から2024年の期間に、FPTソフトウェアはSAP、モノのインターネット(IoT)及び他のデジタルトランスフォーメーションプラットフォームに関するテクノロジーソリューションをInnogy SE社に提供します。

この大規模契約は、4年間にわたるドイツのユーティリティ企業との協力から得たFPTの強力な技術力を証明するだけでなく、当社のRWE社への貢献度を高め、ヨーロッパでのビジネスをさらに発展させる機会をもたらします。

 

2014年にFPTソフトウェアはRWE ITスロバキアを買収して、FPTスロバキアを設立し、RWE AG社やInnogy SE社に技術サービスを提供してきました。これはベトナムIT業界の歴史のなかで初のM&Aでした。

FPTソフトウェア会長ホアン・ナム・ティエン氏は、これがFPTの歴史で最も価値のあるソフトウェア契約の1つであることを強調しました。さらに、RWE社の長期的なパートナーであることは、ヨーロッパにおけるFPTの収益に大きく貢献し、RWE社の大手顧客にもアクセスする機会を提供します。

Innogy社のベンダー&契約マネージャーFrank Wendiggensen氏は、「私たちは技術ソリューションプロバイダと協力する際に、ユーティリティ業界の企業が直面しなければならない課題を徹底して認識しています。それでもなお、FPTはRWE/ Innogyの信頼できるパートナーだと考えています。」と語りました。

FPTのInnogy SE社担当のキーアカウントマネージャーHeiko Bergmann氏は、以下のように述べました。

「Innogy社とFPTの協力の成功は、サービスの高い品質と柔軟性を保証する、ドイツ、スロバキア共和国、チェコ共和国、フィリピン、ベトナムから形成されたベストショアモデルに基づいています。ダイナミックで革新的かつ経験豊富なチームとの協力はお客様にメリットをもたらします。」

Innogy社の調達マネージャーFabian Andreas氏は次のように再確認しました。

「当社は急速に成長しており、新しい技術トレンドとイノベーションに適応して、ユーティリティ市場で絶えず変化するゲームに勝つための知識、リソース、そして最も重要なのは、能力を確保する必要があります。」