世界に通用するキャンパス開設にはじまり、大きな取引締結で幕を閉じた2019年は、FPTソフトウェアが、ITおよびデジタル変革サービスのグローバルプレーヤーになるための重要な足跡を残した素晴らしい1年と考えています。2020年およびこの先の10年を迎えるにあたり、今後の当社の歩みを加速化する2019年の成果を振り返ります。

F-Town 3キャンパスの開設を発表

 

2019年11月、FPTソフトウェアは、ベトナムの6つキャンパスのなかで、最大かつ最新となるF-Town 3の開設を発表しました。F-Town 3の収容人数は、7,500人を見込んでいます。キャンパス内には、研究開発センター、オープンオフィスフロアだけでなく、いくつかのレクリエーション施設、育児、診療所、オープンカフェテリアを設ける予定です。

FPTソフトウェア会長 ホアン・ナム・ティエンは、「技術の進歩は、人々の発展と手をつないでいかなければならないと信じています」と述べます。そして、人こそがビジネスの中心にいること、当社の目標が、従業員に、創造性と革新を奨励するだけでなく、それらを刺激する作業環境を提供することであると主張します。そうすることで、従業員が一緒に新しい課題に取り組み、グローバルなテクノロジーマップに即席を残すことができると考えています。

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“Run for Green” マラソン

 

7月に開始した「Run for Green」は、FPTソフトウェアの従業員とその家族が、個人の健康と環境に優しいライフスタイルを推進することを目的とした社内イベントです。参加者は、自分の都合の良いときに走ります。その走行距離は、FPTが開発したアプリによって、記録され、20kmごとにランナーの名前とともに1本の木が植樹されます。

現在までに、世界各地のオフィスで7千人以上の「Fsofters」が、120万キロメートルを走り、植樹は2万本に達しています。

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業界の主要なプレーヤーとともにデジタル変革

2019年、FPTソフトウェアは、エアバス(航空)、DPDGroup(ロジスティクス)、RWE(ユーティリティー)といった各業界における巨人と、デジタルトランスフォーメーションに関する契約締結し、また契約の延長も行っています。当社は、東南アジアでITアウトソーシング分野を20年に渡り牽引してきました。そして、今、FPTソフトウェアはデジタル変革に重点を移すことを決定しました。親会社であるFPTは、10年以内に世界のデジタル変革サービスプロバイダートップ50選ばれることを目標としています。

世界的調査会社IDCによれば、世界におけるデジタル変革への支出は、2023年までに2.3兆ドルに達すると予測されています。このゲームに参加し続けるには、それはもはやビジネスのための選択ではなく、「参加するか、取り残されるかなのです」とFPT会長 チュオン・ザー・ビンは、その目標に対して一点の曇りもないことを強く述べています。

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自動運転デモンストレーション

 

4月、FPTソフトウェアは、日本を代表するメーカーであるヤマハおよびEcopark(街)と協力し、私たちの自動運転技術を活用した自動運転車の開発を開始しました。6か月後、Ecoparkの住民向けにレベル3の自動運転車デモンストレーションを行い、成功させました。

「成功に終わったこのデモンストレーションは、都市部、空港、高級リゾートなどの間で移動手段を変える可能性と自動運転車両を現実にするための主要なマイルストーンです。FPTソフトウェアは、東南アジアで初めての自動運転技術を実現した企業であることを誇りに思います。」と、FPTソフトウェア会長のホアン・ナム・ティエンは、自信を示しました。

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このように、多くのプロジェクト、事業、計画を発表し、実現に向かって動き始めたFPTソフトウェアは、2020年も力強く走り続けます。