はじめに

近年、ビジネスの世界でスマート化、インテリジェンス化が重要なトレンドキーワードになっています。
経営はどうすればスマートになれるでしょうか?経営者はどうすれば自社のビジネスを深く理解できるでしょうか?その機会を捉えて、ERP業界の多くの大手企業が様々なテクノロジーやソリューションを立上げ、ビジネスの変革に貢献しています。例えば、Google AnalyticsやMicrosoft Power BI、Tableau等です。

中でも、多くの一流企業を相手に、スマート企業への変革を支援しているSAP社のSAP Analytics Cloudソリューションは全世界で最も知られているソリューションの一つと考えています。
Forrester Research社のバイスプレジデント プリンシパルアナリストであるBoris Evelson氏は、2021年第3四半期のレポートにて、「SAP Is A Strong Performer In Augmented BI Platforms」と述べました。
詳細については、以下のリンクをご参照ください。
https://reprintwavesummary.forrester.com/#/assets/WES0051/reprintwavesummary

それでは、SAP Analytics Cloud(以下、SAC)とは何か、なぜ世界の多くの一流企業がデジタルトランスフォーメーションの推進にSACを選択し、ビジネスをよりスマートにするのかについて解説していきます。

 

1. SAP Analytics Cloudについて

SaaSソリューションを継承したSACは、一体型のクラウド製品として分析機能を提供、クラウド分析の概念を再定義し、新しいバージョンに変わりました。
SAP S4HANA、SAP BW4HANA等のSAP HANAデータベースでの分析は優れていると証明されました。
人工知能、機械学習、予測分析機能との統合・活用のSACソリューションを導入することによって、導入企業のビジネスがよりスマートになり、経営者が自社のビジネスを深く理解し、最適な計画立案・展開し、事業を成長させることができると、SAP社は確信しています。

 

SAP Cloud Platform

詳細については、以下のリンクをご参照ください。
https://wiki.scn.sap.com/wiki/display/BOC/SAP+Analytics+Cloud+Connectivity+Guidelines

SACはデータ、モデル、ストーリーの3つの主要な要素に重点を置いています。

1.1 データ
データは不可欠な要素であり、尚且つビジネスの存続の鍵です。データが優れているほど、モデル化が容易になります。
データの重要性と最新テクノロジーを商品へ適用する必要性を理解するSAP社は、SAP HANA on Cloud (SHCP) ベースでSACソリューションの構築に成功しました。このようにして、SACはオンプレミス データベースからクラウド データベース、スプレッドシート、電子メール、テキスト ファイル等、様々な種類のデータを簡単に統合できます。
それだけに留まらず、SACは現在主流になっているテクノロジーであるライブ接続も可能です。ライブ接続テクノロジを使用することによって、ユーザはリアルタイムでレポートを表示したり、データ中断・定期更新ための待機が必要なく継続的に更新したりできます。

1.2 モデル
データモデリングは、インテリジェントレポート作成時の重要な要素の1つです。データモデルが完備されればされるほど、ユーザは全体像を把握しやすくなり、これまで知らていないビジネス視点も幾つか出てきます。優れたデータモデリングにより、ユーザや戦略プランナーは最適な意思決定ができ、ビジネスの競争力の向上が期待できます。

1.3 ストーリー
データモデリングプロセスの最後に、データをユーザに表示する場所が必要となることから、ストーリーが生まれました。
SACを導入すれば、ユーザはストーリーにアクセスして、ダッシュボード形式のレポート、グラフ、表形式のレポート等として最も直感的な方法で情報を表示・検索できます。
最新テクノロジーを駆使したSACで、ユーザは情報を参照するだけに留まらず、独自のレポートを作成して、簡単に過去・現在のビジネス状況を把握・評価して、企業の各部門が最良の意思決定をすることを支援します。

 

2. SAP Analytics Cloudの主な機能

SACにて、Business IntelligentとPlanningという2つのコア機能が備えられています。

2.1 Business Intelligent – BI
SACでは、ExcelやNon-SAPのシステム等の様々なソースからデータを統合することができます。そのため、ユーザは多様なデータソースへアプローチし、直感的にダッシュボード形式レポート、グラフや表形式等のレポートを作成することができます。

またパワフルかつ主流となっているテクノロジーの機械学習を使用することによって、SACはSmart Insight、Smart Discoveryでデータ分析をサポートします。
SACは事前作成済のテンプレートをサポートしているため、新しいユーザでもレポートをすばやく参照・アクセスできます。

2.2 Planning
インテリジェントレポートと同様に、Planningは不可欠な機能です。
以前の計画システムはそれぞれ独立したものであったため、個々のパッケージ購入に多くの予算が必要でした。研究に研究を重ねて、SAP社は現在、これらの機能を全てSAP Analytics Cloudソリューション パッケージに統合することに成功しています。

SAP Analytics Cloud - Planning

詳細については、以下のリンクをご参照ください。
https://help.sap.com/docs/SAP_ANALYTICS_CLOUD/00f68c2e08b941f081002fd3691d86a7/0ace2c43b92b41099b1cd964b4ff198a.html

SAC導入で、企業内の各部門は同一プラットフォーム上で容易に計画を立て、対話することが可能になります。
各部門のユーザはそれぞれ並行して計画を立て、ToDoリストの作成、承認者の指定も可能です。SACでは人工知能を活用して、電子メール・通知経由で提案、タスク・期限のリマインダー等を送付します。以前のExcel レポートと同様に、作業の進捗状況を容易に追跡できます。

 

3. FPTはグローバルで信頼されるSAP社のパートナー

ローカルな企業、グローバルな企業それぞれのデジタルトランスフォーメーションの推進支援において、20年以上の経験を持つFPTは、一歩ずつ前進し、IT業界における現在の地位を築いています。今では高度なデジタルケイパビリティを有する22,000人の従業員数を抱え、日本、米国、アジア、欧州等、世界中の地域に支社を展開しています。また一貫してSAPソリューションの提供体制の強化を続けており、グローバル規模でサービスを展開できる企業として、SAP社からも信頼されるパートナーとなっています。
FPTはデジタルトランスフォーメーション推進・スマート化の支援を通して、世界中の企業のビジネスの成長・デジタルケイパビリティ能力の強化に貢献します。

Greeting from Customer

※お客さまより寄せられた感謝のメッセージ