ロボットプロセスオートメーション（RPA）は、ビジネスプロセス自動化の革命であり、ガートナー社によると、2019年の収益は13億ドルにも達すると予測されています。RPA市場は、世界の企業向けソフトウェア市場で最も成長が著しいセグメントの1つであり、組織が競争上の優位性を求めるデジタルビジネスの需要により推進されています。
デジタル変革を促進するFPTのakamindsエコシステムの一部であるFPT独自開発の最新RPAツール「akaBot（アカボット）」は、銀行、金融、物流、ヘルスケア、カスタマーケア、通信、製造、小売などのさまざまな分野の企業のビジネスプロセスの自動化を支援する包括的なRPAソリューションです。このプラットフォームは、既存のIT環境に影響を与えず、いかなるビジネス変化にも適応できます。
この自動化プロセスは24時間365日稼働することができ、ターンアラウンドタイムが数時間から数分、数分から数秒に短縮されるため、運用コストが最大80%削減され、生産性が向上します。さらに、RPAはヒューマンエラーの発生率を減らし、情報漏洩を防ぐため、運用リスクのレベルを下げます。エラーの削減、効率向上、より正確な情報によって、顧客体験の質が大幅に向上し、それによって顧客満足度とロイヤルティが向上します。さらに、RPAの導入は、退屈な作業から人材を解放し、人はより創造的な作業に取り組めます。
FPTのRPA
FPTは、コンサルティング、評価、PoC（概念実証）、設計、センターオブエクセレンス（CoE）、実装、およびメンテナンスまでのワンストップRPAソリューションを提供します。
現在、FPTソフトウェアには、500名以上のRPAエンジニアが在籍しています。すべてのメンバーは2つ以上のRPAツールのスキルを持っており、特定のRPAプラットフォームに縛られることなく、お客様に最適なツールを提供できます。FPTでは、これまでに、世界中の60社以上、日本では30社以上にRPAサービスを提供しています。さらに、FPTソフトウェアのエンジニアの多くは日本語に精通しています。
akaBot（アカボット）の特長
akaBotはFPT開発のRPAツールです・開発ツールであるakaBotスタジオ, ロボットの監視、管理を行うakaBotセンター、実行ロボットであるakaBotエージェントで構成されています。
akaBot Studio（アカボットスタジオ）
akaBot Studioは組織におけるほぼすべてのビジネスプロセスをモデル化するために、幅広いアクティビティを提供します。単純なロジックから複雑なロジック、複数のプラットフォーム、ウェブサイト自動化、デスクトップアプリケーション活用、データベース操作等、さまざなことに対応可能です。
また、akaBot Studioはユーザーフレンドリーに設計されています。グラフィックベースのワークフローは非常に直感的であり、特別なコーディングは不要です。さらに、センターライブラリにワークフローを追加する機能によってワークフローを再利用することができます。ワークフローは複数の作成者を持つことができ、コンポーネントはチームとプロジェクト間で共有して容易に使用することができます。
akaBot Center（アカボットセンター）
akaBot Centerは、スケジュール、ログ、キュー等の繰り返される自動化処理においてakaBot Agentの監視および管理を可能にするウェブアプリケーションです。akaBot Centerでは、管理、監視、配置は常に管理者の下に置かれます。
さらに、詳細なログおよび統計機能により、意思決定をより簡単に、速く、そして正確にするための情報を提供します。
akaBot Agent（アカボットエージェント）
akaBot Agentは、ウェブ自動化、アプリ自動化、データ自動化、一元化設定などを含むakaBot Studioから構築された自動化プロセスを実装するライブロボットです。これは多くの異なるアプリケーションとデータ構造を効率的かつ安定的に処理します。これらはakaBot Centerによりリモート制御され、自動化プロセスの管理と展開は非常に簡単でわかりやすいものとなります。
以下は企業向けレベルでのアーキテクチャです。
akaBotはFPTのAIプラットフォームであるakamindsでの深層学習、IoT、データ分析インフラストラクチャ等と組み合わせることができ、AI-OCR等の様々なビジネスにおける活用が可能です。
FPTに関して
FPTソフトウェアは、小売、通信、ヘルスケア、銀行、保険、出版などさまざまな分野におけるビジネスを拡大しています。特に事業運営においては、人材管理および採用管理のサポートにおいて豊富な経験と実績を蓄積してきました。お客様の予算とニーズに応じて最適なソリューションおよびツールを提供し、お客様の経験と組み合わせて、コンサルティングから開発および運用までのワンストップサービスを提供可能です。
FPTジャパンホールディングスは、日本市場で14年以上サービスを提供してきた経験を持ち、日本の大手企業が要求する高品質およびセキュリティの要件にも対応しています。同社の売上は、FPTソフトウェアの世界売上の半分以上を占めています。
FPTソフトウェアは、日本市場においてビジネスを継続し、2021年までに日本のITサービス企業のトップ20に入ることを目標にしています。IT人材不足の日本において、FPTの最先端ITソリューションおよび豊富なITリソースにより、日本企業に大きな貢献を行っていきます。
Leave a Reply