6月15日、日本最大メディアグループ日経アジアレビューは、アジアの有力企業をリストアップしたアジア300を発表しました。

ベトナムからはFPT、ビナミルク、GAS、ベトコムバンクとVingroupの5社が引き続きリストに掲載されています。FPTは、ASEANの情報技術の分野でリストに入った唯一の企業です。FPTがリストに掲載されたのは今回で4度目、4年連続の掲載となりました。

 

1位は、台湾のスマートフォン用レンズの製造業者Largan Precision(中国)で、2位は、インドのITサービス大手HCLテクノロジーズでした。アジア300リストは、インド(44)、中国・香港(82)、韓国(42)、台湾(40)、シンガポール(22)、マレーシア(22)、インドネシア(25)、フィリピン(20)、タイ(25)、ベトナム(5)などの国と地域を含みます。

日経アジアレビューによれば、FPTはベトナム最大のIT企業であり、ソフトウェア開発、通信およびIT製品販売など情報技術の最重要分野で幅広く活躍する会社です。FPTはソフトウェア開発の分野で多くの海外パートナーへサービスを提供していますが、その大部分が日本市場です。

また、このほどFPTは、日本のERP分野の一流企業と35万ドルの3年契約を締結しました。これは、日本市場のERP分野で最大の契約です。

日経アジアレビューによると、日経アジア300は地域の11カ国の最も成長の早い企業から選ばれています。評価基準は、企業の成長性、収益、効率性、財務の健全性です。