FPTジャパン株式会社(本社:東京、CEO:チャン・ダン・ホア(以下「FPTジャパン」)は、SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)と、その子会社で次世代決済基盤をアジア地域で展開するSBI Ripple Asia株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:沖田 貴史)によって設立された「Beyond Blockchainテクニカルプログラム(以下「BBCプログラム」)」に参加いたします。

BBCプログラムは、本年10月から活動を開始し、プログラム参加企業(参加企業:株式会社アット東京、株式会社インターネットイニシアティブ、10月12日現在合計24社)と共同でブロックチェーン・分散台帳技術(DLT:Distributed Ledger Technology)及び仮想通貨等の先端技術に関する技術者の養成を目指します。

FPTジャパンは本プログラムに参加を表明しています。

画像:FPTジャパン副社長(後列の右側4人目)が10月11日に行われた「Beyond Blockchainテクニカルプログラム」キックオフ・ミーティングに参加 (ソース:https://www.businessinsider.jp/post-105827)

 

ブロックチェーン・DLT及び仮想通貨は革新的な技術として、金融分野をはじめ幅広い分野での利用が期待されています。一方で、日本、ベトナム等のアジアではこれら先端技術の利用事例が少なく、体系的に習得することのほか、実用化のための技術者不足が課題としてあり、国際競争力の観点で技術者養成の必要性が高まっています。

今回のBBCプログラムに参加することは、FPTジャパンだけではなく、FPTソフトウェア全体にとって、ブロックチェーン関連事業の方向性を確立し、日本、ベトナム等のアジア圏における、潜在的な顧客となる銀行にアプローチすることが可能です。また、ブロックチェーン技術の分野におけるFPTソフトウェアの先駆的なエンジニアが、この技術をリードする個人や企業と共に学び、交流することができます。

 

近い将来、ベトナムの銀行におけるブロックチェーン技術の導入をさらに強化するために、SBIホールディングスとFPTソフトウェアは共同で、ベトナム国内の銀行向けブロックチェーン促進協会の立ち上げを検討しています。

SBIホールディングスは、日本だけでなく全世界でのフィンテック分野におけるパイオニアです。2016年10月には、国際決済サービス向けのBlockchain Rippleソリューションを提供している同社の子会社SBI Ripple Asiaと共に、日本国内で「内外為替一元化コンソーシアム」を設立しました。このコンソーシアムの目的として、ブロックチェーン・DLTなどの新技術を活用し、内国為替と外国為替を一元化し、24時間リアルタイムでの送金インフラの構築を目指します。2017年10月現在、メガバンクを含む61以上の地域金融機関、インターネット専業銀行が参加しています。今後も参加行が増加する見込みです。

 

SBI Ripple Asiaは、ベトナムだけでなくアジア全体の銀行にもサービスを提供しています。現在、一部のベトナムの銀行は、ブロックチェーン技術による取引コストの削減、24時間365日トランザクションの保証、セキュリティの強化などの利点により、このサービスに関心を寄せています。優秀なエンジニアが豊富であり技術革新のリードに強みを持つFPTソフトウェアは、SBIホールディングスから戦略的パートナーとして選ばれ、サービス展開と参加銀行ネットワークの拡大に努めてまいります。 フィンテック分野のパイオニアであるSBIホールディングスは、FPTソフトウェア、FPTジャパンにとって日本、アジアおよび世界のブロックチェーン技術のみならず、他の技術についても学ぶことができる重要なパートナーです。

 

FPTソフトウェアはデジタルトランスフォーメーションを積極的に支援し、推進しています。 FPTソフトウェアはフィンテック分野で必要となる重要な技術を習得し、提供するITサービスに対し、適用・改善を繰り返すことにより、競争力を高め、IT業界のバリューチェーン強化を目指しています。