2019年5月13日タイのバンコクにて、FPTソフトウェアは急速な世界市場の変化に対応すべく、タイの多様な技術人材を活用するために、タイにおける最初のオフィス(FPTソフトウェアとして世界18拠点目)を正式に立ち上げました。

 

 

FPTソフトウェアタイ代表取締役のグェン・チー・タイ(Nguyen Tri Thai)は、「FPTのプレセンスをグローバルで拡大するという決定は、グローバルビジネス戦略において必然的なステップであり、世界中の顧客にサービスを提供するという当社の意志を示しています。また、タイの経済は活気に満ちており、この国に投資できることに興奮しております。FPTはタイにある現地企業および多国籍企業に対し、エンタープライズ管理ソリューションやデジタル変革ソリューションを提供し、当社のグローバルネットワークを活用していくつもりです。タイはUI/UXの専門知識をもつ才能ある人材が豊富なため、当社のソフトウェアエンジニアリングとUI/UXプロフェッショナルサービスのスタッフと能力をさらに強化する機会に恵まれるでしょう。UI/UXサービスについては、世界規模で、急激な需要増加があると予想しています。私たちはこれに応えるために、バンコクにUI/UXセンターを建設したいと考えています。」と述べ、今後のタイ展開に意欲的な姿勢を示しました。

 

 

タイは、経済を産業主導型の国からハイテクイノベーションによって推進される国へと移行させることによって、経済成長を増進するために取り組んでいます。タイのビジネスリーダー達は、デジタル化された経済はより激しい競争になることから、より成果を残していくために新しい技術を積極的に採用しています。IDCによると、タイのITサービス支出は、2018年の4,240億バーツから6.5%上昇して、2019年には4,510億バーツに達すると予測されています。これはタイ企業が、フィンテック、5Gネットワーク、インダストリー4.0といった先端技術に投資し続けているためです。FPTはタイの企業が、この新たなデジタル変革経済のニーズに、より良い対応と自己改革が行えるよう、ITコンサルタントサービスとITソリューションの提供で培った20年以上の経験とオフショアおよびニアショア開発リソースの両方を併用して支援していく予定です。

2019年、FPTはとりわけアジアの顧客に対し、更なる価値と世界レベルのサービスを提供するという強い決意を表明しています。現在アジア地域にて6か国ある事業所に加え、タイにオフィスを開設することで急成長しているアジア太平洋地域でのサービス向上をさらに強化することになるでしょう。またこれによりFPTは既存のグローバル大手顧客等と更なる関係強化が行えるようになり、世界レベルのより効率的なサービス提供が可能になります。