2018年4月末、FPTコーポレーション会長チュオン・ザー・ビンはグエン・スアン・フック首相が率いたベトナム代表団と共に、ベトナムのICT業界における、FPTのリーディングポジションを確立するために、シンガポールを訪問しました。

ビンは、FPTアジア太平洋のリーダーと共にシンガポールの企業、科学者、知識者との会議、パネルディスカッションに参加し、またフック首相と多国籍企業20社のシニアリーダーに出席していただき、円卓会議を主催しました。海外投資を誘致するための政策についてのスピーチでは、フック首相は以下のように述べました:「現在、ベトナム市場に参加していない企業の方々は多国籍企業だと呼ばれません。多国籍企業であれば、ベトナムで製品が含まれないことは、大きな欠点です。」その後、民間経済研究開発委員会主席でもあるビンは、ビジネスリーダーが協力し、イノベーションを促進し開発目標に達成することを促すためにスピーチを実施しました。

円卓会議では、テレコム、ロジスティックス、ヘルスケア、不動産、航空などのさまざまな分野において、FPTのデジタル変革の能力と専門技術を紹介しました。各海外企業はFPTのデジタル変革におけるパイオニアポジション、またAT&T、Softbank、GeoPost、UPSなどの一流技術会社との戦略的な協力関係で証明された先端技術の能力に強い印象を持たれました。ダイアログセッションでは、シンガポール企業のStarhub社CEO Tan Tong Hai氏により、FPTとの9年間の協力関係の成功について発表をされ、FPTのデジタル変革における成果を紹介してくださいました。

この訪問において、FPTと大手企業間において、多くの協力機会が切り開かれました。これらには、顧客体験の変革、人工知能、データ分析に集中するデジタル変革に関するグローバル物流リーダーとの協力、シンガポールの多国籍企業(物流、小売、航空)とのデジタル化の協力、シンガポールの主要なエネルギー、水、海洋および都市開発グループとともに、不動産、小売および不動産管理におけるデジタル変革の活用協力などがあります。
ベトナムでのイノベーションと事業環境を促進するために、民間経済研究開発委員会主席でもあるビンはシンガポールマネジメント大学、ホーチミン市経済大学と民間経済研究開発委員会との基本合意書に署名しました。
FPTはシンガポールへのハイレベルな訪問を随行したことにより、ベトナムに対する海外投資を引き付けること、特にICT領域においての役割について確認できました。また、FPTに対しては、主要パートナーとお客様における大規模・戦略協力関係を促進するための好機をもたらしました。将来の潜在的な発展を強化していきます。