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FPTソフトウェアはこのほど、クアンガイ財務会計大学に大学管理ソリューション「Eduprove」を提供する契約を正式に締結しました。同ソフトウェアは、2012年に日立社とFPTソフトウェアの協力の下で開発されました。もとは日立社が日本の大学向けに提供する総合的な大学運営支援システムでしたが、両社がベトナムにて利用が可能となるようプログラムをローカライズした上で、「Eduprove」に名称を変更し、ベトナムの大学システムに合わせて仕様を変更しました。

 

当契約によると、FPTソフトウェアは、講義割り当て、スケジューリング、モジュール登録およびタイムテーブルアレンジメントなどの機能を強化したEduprove419日以降、クアンガイ財務会計大学に展開し始めます。Eduproveの展開により、クアンガイ財務会計大学での講義計画を2週間から1日に、講義割り当てを3日間から半日に、タイムテーブル配置を3週間から3日に短縮することが期待されています。

FPTソフトウェアダナン社長グエン・トゥアン・フオン氏は、「FPTソフトウェア、日立社が協力し、包括的かつ最も効果的な管理ソリューションをクアンガイ財務会計大学及びベトナムにある他の教育機関に提供するように努めています。当ソリューションは、地域及び世界規模でベトナム教育機関の地位を高めるために貢献しています。」と述べました。

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教育機関向けの包括的なソリューションを構築する日立グループとFPTソフトウェアが共同開発した製品、Eduprove

もともと「Uniprove」と名づけられたEduproveは、学生の入学時から卒業時までの間の管理情報を提供し、講師陣らに対し管理上の支援を行う、日立グループとFPTソフトウェアが共同開発した包括的なソリューションです。

ソフトウェアは主に、スケジュールアレンジ、学生管理、授業料管理、学生の学習承認と評価、データ集計と統計、人事管理、管理の複数レベルへの分散型データの処理、検索、オンライントレーニングスクール情報検索などの大学教育の業務プロセス管理自動化に重きを置いてつくられました。教育機関では、学習プロセス及び入学時から卒業時までの学生関連のタスクを簡単に管理することができます。更に、Eduproveは、大学、専門学校、大学院、そして、通常の年間教育や単位制と伝統的な教育機関の両方を組み合わせたモデルなど多様な教育形態をサポートしています。

クラウド及びSOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づいて開発されたEduproveは、お客様が、全製品パッケージを使用することも、必要な機能モジュールのカスタマイズ、またはソフトウェアサービス(SaaS型)として使用するなど、実際のニーズに合わせ、様々な利用方法を選択することができます。