FPTジャパン株式会社取締役社長のチャン・ダン・ホア氏は、テスト及び機能強化の2ヶ月を経て仕事を開始した「ペッパー」という初の受付ロボットについて、「日本語、英語ともに流暢で、24時間勤務にも耐え、お客様に怒ることもなく、ミスもしない受付です。」と紹介しました。

FPT-Pepper

 

現在のペッパーの役割は、お客様のお出迎え、お客様との会議の場所や時間調整だけでなく、会議の関係者の呼び出しにも対応しています。また、既存のお客様を認識し、再開の挨拶をすることも可能です。お客様は、組み込まれた画面で各オプションを選択することにより、ペッパーからのサポートを得ることができます。

ペッパーは、以前FPTによって研究されたNAOと同じプラットフォームをベースにしています。当プラットフォームからFPT技術研究所はSMAC-Kid(SmartOsin)というロボットを開発しました。ペッパーは、FPTソフトウェア研究開発所によって開発された画像認識APIを使用し、顔認識、顔検出を行います。近い将来ペッパーはCRMシステムと接続したり、IBMワトソン技術を使用してお客様と通話したりするなど、より多くのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)で機能強化されることが期待されています。

ペッパーは、身長121インチ、体重28キロ、胸にフラットスクリーンが埋め込まれた白いロボットです。音声認識技術以外にも、ペッパーの頭には2台のカメラ、4台のマイク、3つの被写界センサーが搭載され、Wi-Fi接続されています。そして、ペッパーは、柔軟な動きの可能なセンサを備えた2本の腕を持っています。

ペッパーは、もともとソフトバンクのロボットであり、ジェスチャー、感情や人間の声を認識するためにFPTソフトウェアの「感情エンジン」及びクラウドベースのAIテクロノージを取り入れています。ペッパーはFPTジャパン株式会社の本社でお客様をお待ちしています。