ベトナム民間経済フォーラムで、チュオン・ザー・ビン氏は、デジタル経済に関するパネルディスカッションの1つである「どのように仮想経済の発展を促進するか?」の議長を務めます。これはイベントの10のキートピックの内の1つです。

フォーラムは、ハノイで6月3日(金)にベトナム青年起業家協会により開催され、ベトナム企業が現在直面している課題に関して議論します。例えば、デジタル経済、農業、林業、職業訓練、流通&物流、資金調達、裾野産業、クリーンエネルギー・省エネルギー、インテグレーション&グローバリゼーション、起業&イノベーション及び関連産業です。パネルディスカッションは国内の大手企業の専門のリーダーによりコーディネート・指導されます。

Digital Economy

FPT会長チュオン・ザー・ビン氏は、同イベントで、我々が将来に向けて自分の生き方・仕事やコミュニケーションの方法を理解しながら変えていくように世界を再形成することができるという新しいコンセプトとして、「デジタル経済」、「デジタル革命」及び「第4回産業革命」などについて共有します。

「エキスパートは、仮想世界と実世界が一体になることを予測しています。すべての組織及び業務はデジタルエンタープライズ・デジタル組織に、すべてのリーダーは、デジタルリーダーに、すべての予算は、デジタル予算に、及びすべての国民はデジタルエンタープライズになることができます。それは、人類史上空前の革命となり、非常に迅速に行われます。」とビン氏は語ります。

また、この革命の重要な要素は人材であることを述べ、「ベトナムの若い世代がデジタル世界における利点をどのように捉えられるか?」についてのアイデアを次のように共有しました。「これは生命であり、ベトナムの若い世代はS.M.A.C、IoTなど新技術に関する知識獲得の準備ができている状態にあります。誰もが革新を起こす力や他とは異なる自分だけの価値を持っているはずです。私は、ベトナム人がデジタル企業家になることを期待しています」。

また、ビン氏は、起業が同革命に対し大きく貢献すると信じており、ベトナムの国が「起業国」になるべきだと推奨しました。このほど、あるベトナムの起業家は、アメリカ政府からの資金調達を得るためのシリコンバレー起業間の決勝とも言える競争に参加するほどになりました。以前、2015年FPTは、FPTベンチャーを設立し、ベトナムの技術系企業の起業家に新たな高みに達するためのチャンスを提供しました。これまでのところ、FPTベンチャーは社内外の企業家に百万ドル以上を投資しています。