FPTソフトウェアは、2015年2月3日、ベトナムソフトウェア協会が東京で開催した「ベトナム IT Day 2015」イベントに参加する予定である。FPTジャパンの畠山勉副社長は、「日系企業とベトナム企業間におけるアウトソーシングのモデル及び傾向ーFPT社において」をタイトルとして発表する。畠山勉氏は、もともと、ユニリーバ・ジャパンの情報システムダイレクター -北東アジアを任務していた。

2015年は多くの日本企業にとって、東南アジアとの付き合い方が今まで以上に重要になりそうである。日中関係の緊張が続くなか、市場としても生産拠点としても、ASEANの重要性が急速に高まっていくのは確実だろう。IT分野も例外ではない。主なオフショア委託先である中国よりもコストが安く、しかも親日的で若い技術者が多いため、 現地企業を中長期的な戦略パートナーと位置付ける日本企業が増えつつある。スマートフォン向けのアプリやフロント系のWebシステム、自社製品に組み込むソフトウエアなど、 売り上げにつなげる「儲けるシスシステム」をベトナム企業と一緒に作り上げるケースが目立ってきている。

このような状況を踏まえ、ベトナムソフトウェア協会では「ベトナム IT Day 2015」を開催、ベトナムにおける典型な ITプロジェクトの紹介、アウトソーシング・オフショアプロジェクトにおける日本企業との成功コツ講演、BrSEトレーニングに関する新アプローチの紹介などを通じて、若きベトナムIT企業の勢いを取り込み自社の競争力強化を果たすためのヒントを示す。

講演後にはベトナムIT企業幹部などとの交流会も開催。ベトナムの食事や音楽、衣装といった現地の「文化」を楽しみながら、議論を深める機会を提供する。

セミナーは2015年2月3日(火)、東京のJJK ビルで開催される。

詳細はこちらからどうぞ:http://vjc.org.vn/public/index.php/ja/itday/intro。