FPTジャパンホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表:ド・ヴァン・カック)は、元SCSK代表取締役の谷原徹が2023年4月1日付で、当社の取締役会長に就任したことをお知らせいたします。
FPTジャパンホールディングス取締役会長就任の背景
当社は2005年に日本法人を設立して以来、日本のお客さまに最良のサービスを提供するため、多くのことを学び・改善を繰り返してきました。具体的には、2010年に初の外国人経営幹部として日本人が社長に就任したことをはじめ、お客さまに寄り添い高品質かつ迅速なサービスを提供するために全国各地に営業拠点、開発拠点を開設してきたことなどが挙げられます。
今回の就任は、40年にもわたって日本のIT産業で培ってきた経験をもとに、当社の日本市場の成長戦略を加速させるとともに、お客さまのビジネスゴールの達成にむけてより強固に貢献していく取り組みの一つです。
谷原徹について
1982年より日本のIT産業のリーディングカンパニーであったコンピューターサービス株式会社(商号変更後:株式会社CSK)よりキャリアをスタートさせ、以降は主要な役職を経験。その後、住商情報システム株式会社と合併し、商号変更したSCSK株式会社において代表取締役社長に就任し、同社のビジネスを牽引してきました。
退任後は、SCSK株式会社 取締役 参与 シニアフェロー、住友商事株式会社 顧問を歴任しております。
略歴
谷原徹より就任にあたっての抱負
今年日本とベトナムは、外交関係樹立 50 周年を迎えます。「無限の可能性を秘める」と言われる両国関係を更に大きく飛躍する節目の時期に、取締役会長に就任する事となり、大変光栄に思います。
私は 40 年間情報産業に携わってきましたが、今まで経験したことがない不確実性の高い時代に突入し、現状の延長線上では事業成長は難しく、新たな発想への転換が必要だと感じています。イノベーションの源泉は、「知」と「知」の組合せです。
そのことは、私のこれまで歩みの中で、FPTの若く、多様な経験と専門性をもつチームとの出会いが証明しています。
取締役会長としてまず取り組むことは、この「知の範囲」を広げることです。そうしてお客様との融合、事業成長のさらなる加速、そして中長期で掲げる基本戦略を着実に実行し、役職員と共に、未来に、そして地域や世界に向けて大きく飛躍させるための礎を築いていきたいと考えています。