IT人材の需要、ミャンマーに対する日本企業からの投資の波に応えるべく、FPTソフトウェアは2015年6月13日、新たにソフトウェアセンターをミャンマーに設立する。

ミャンマーのソフトウェアセンター用の人材開発を進めるため、FPTソフトウェアは、2015年3月から、チームリーダー、プロジェクトマネジャー、品質保証スペシャリストなどの日本市場専用のキーリソースをミャンマーに派遣した。センター設立後すぐ今年卒業するIT系の学生を対象として募集計画を推進し、2015年末には100名のプログラマー獲得を目標にしている。

ミャンマーが民主化し、世界経済に参加するようになった直後、FPTはFPTミャンマー支店を2013年7月に設立した。人口約6千万人、豊富な若年層の人材、地域における優れた英会話力、安い人件費、ルールを遵守し、個性を尊重する冷静な国民性がメリットとなり、ミャンマーはアウトソーシング業界に良い拠点となりそうである。更に、ミャンマー語が日本語と同じ文法であることから日本語が簡単に習得できることは、ミャンマー人の利点である。日系企業への十分な人材提供及びコスト戦略を確保するため、ミャンマーの新しいソフトウェアセンターは、増加する日本市場からの需要に、より高い品質で応えられるように、ベトナムの各オフィスに人材を補充することと期待されている。